前半
やはりスペインの攻勢。
スイスは前線からのプレスもせずに、がっちり堤防を作るといった形をとってきた。がつがつ行ってもスタミナの消耗を早めるだけということと高い位置からの短い攻撃的カウンターの放棄、。後半に向けて力を温存しているのか?
その中でもスペインはパスワークで何度か決定機を作るも決められず。
個人で目立ったのはイニエスタ。マークが厳しい中チャンスにいつも絡んでいた気がする。きれいなスルーパスも見れましたしね。
あと、ビジャ。あまりビジャのことはテレビで一部分しかお目にかかれないのだが、彼のイメージはとにかく決定力。だが、この試合でイメージが払しょくされた。脚元の技術がとても高く、ボールのキープ力もよい。そして、やはりゴール前の落ち着きという点でもよかった。まさに万能型ストライカーとはビジャのことかとわかりましたね。
あと、トーレスいないやん?と思いましたが、手術明けだったんですね。知らんでした。
前半総括としては、いつスペインが先制してもおかしくない。ただ、この攻め続けている前半に点取っておかないと後でつけがきそうと思いました。。
ってかスペインはペナルティーエリアでフェイントしまくりでウケマシタ(ハハハ
やっぱあの落ち着きが日本に必要なんだろうな・・・。
後半
後半も怒涛のスペインの攻勢が続くかと思いきや、スイスGKベナリオのゴールキックから誰か?(すんません・・・が頭でつなぎカシージャスとデルディヨクが一対一に。ここはカシージャスの飛びだしで防いだものの、ボールはコロコロと。。ここから若干カオスになるが、最後はフェルナンデスが決めて先制!
棚ボタチックではあったが、1点は1点。これでスペインの攻撃陣が一層前掛かりになって攻め、好機自体は作るんですが、その分スイスのカウンターが何回か嵌り、危ない場面が何回かあった。
スイスのカウンターを危なげながらも防ぐも、なかなか一点がとれないスペインは今までのポゼッション重視の4−1−4−1からサイド攻撃主体の4−4−2に。
IN トーレス Jナバス
OUT ブスケッツ シウバ
これから一層の猛攻!
といったところにイニエスタが負傷退場!?
代わりにペドロを入れるが、全くもってペドロが機能しないため、攻撃はほぼ右のJナバスのクロスに頼る感じに。。
Jナバスの縦への突破はそりゃ見ていて楽しいものがありますが、イニエスタの中への切り込みがなくなったので、攻勢には見えても単調だった気もしました。
そして、誤算その2はトーレスが今一つだったこと。コンディションが整っていないだろうし、しょうがないと言えばしょうがないけど。。とにかくイニエスタの負傷退場が大きな誤算。そもそもクロスボールに強い(と思われる)スイスディフェンス陣にとってはイニエスタがいなくなり、かなり守りやすくなったのではないかと思う。
この後何度かチャンスは産まれたものの、そのまま試合終了。
日本がカメルーンに勝つのも世界から見たらかなりの番狂わせらしいけど、こっちの方が番狂わせでしょ!
スペインは見ていて楽しいので、ぜひグループリーグ突破してほしいですが。。
スイスは前半必死で守るも、カウンターがまったくうまくできないということで日本と重ね合わせてましたが、大きな妄想だったかな笑